コロナ ワクチン 副 反応 葛根 湯
- sarah892ward79
- Sep 17, 2022
- 4 min read
新型コロナワクチンの副反応「発熱」に、漢方「葛根湯・麻黄湯」ってどうなんだろう?(追記あり)|retak_1974|note 先日、医療関係者向けの新型コロナウイルスのワクチン接種を受けました。 1度目はほとんど痛みも何も感じず、インフルエンザワクチンと比べてもずいぶん楽だなあと思ったほどでしたが、2度目の接種の後は、時間がたつにつれ接種した上腕がズーンと重くなり、次の日は背中や首が全体的に痛くなり、頭痛も加わってしばらく寝込んでしまうぐらいに、つらい症状が出てしまいました。 「もう耐えられない!」というところまで我慢して、家にあった葛根湯(かっこんとう)を何度か服用したところ、スーッと楽になって、次の日は問題なく仕事ができました。 さて、ワクチンを接種した後、私の経験したようなつらい症状が出る「ワクチンA」と、そのような症状が全く出ない「ワクチンB」があったとしましょう。 どちらが「良い」ワクチンだといえるでしょうか? 「当然ワクチンBにちがいない。 副反応が全くないワクチンがあるんだったらそれが一番いいに決まっているじゃないか!」 現代では、そう捉えるのが一般的でしょう。 ところが天然痘ワクチン「種痘」ではまったく事情が異なります。 感染して症状が出ることが前提となっているワクチンですから、発熱や発疹などの症状が出れば、「善感(ワクチン接種成功)」、症状が全く出ない場合は「不善感(ワクチン接種失敗)」と判断されます。 漢方医がワクチン接種を行っていた時代、医師は接種後に起こる体の変化を、実に細やかにフォローアップしていました。 当時のワクチン手引書をひもとくと、日々変化していく接種部位の皮膚の様子を描いたイラストをたくさん見ることができます。 特に、天然痘のワクチンとして、家畜のウィルスを使う「牛痘法」が広く導入される前の、ヒトの天然痘ウイルスそのものを使用していた「人痘法」の時代は、重症の天然痘になってしまうのもある程度覚悟のうえで接種していたわけですから、医師は祈るような思いで真剣に毎日観察していたのだろうと思います。 … 津田篤太郎 NTT東日本関東病院リウマチ膠原病科部長 1976年京都生まれ。 京都大学医学部卒。 北里大学大学院修了(専攻は東洋医学)。 東京女子医大付属膠原病リウマチ痛風センター、JR東京総合病院、聖路加国際病院Immuno-Rheumatology Centerを経て、現在、NTT東日本関東病院リウマチ膠原病科部長。 福島県立医科大学非常勤講師。 著書に「未来の漢方」(森まゆみと共著、亜紀書房)、「漢方水先案内 医学の東へ」(医学書院)、「ほの暗い永久から出でて 生と死を巡る対話」(上橋菜穂子との共著、文藝春秋)など。 」(D. キーオン著、須田万勢らと共訳)がある。
ノババックスワクチン副反応や有効性 ファイザーやモデルナと比較
「カゼ」の診断が一番難しい (2021年2月5日掲載) 新型コロナウィルス感染症(以下、新型コロナと略します)や「カゼ」に限らず、溶連菌感染症、百日咳、肺炎、インフルエンザなどにおいても、最初の症状は咽頭痛(のどの痛み)、鼻汁、鼻閉、全身倦怠感(だるさ)、寒気、関節痛などから始まります。 「カゼ」は殆どがウィル性疾患であるため、西洋薬(抗生物質、解熱鎮痛剤など)は全く役に立たず、漢方薬治療がとても有効です。 市販のカゼ薬や西洋薬はただ単に5-6時間症状を緩和するだけ、根本的な治療にはなりません。 それどころか、発熱は身体が免疫力を高めてウィルスなどの外敵を駆逐するための防御反応なので、解熱することでかえって外敵を勢いづかせ病状が悪化することがあり得ます。 漢方薬は必ずしもすぐに解熱はしない代わりに、より免疫力を高めることで患者さんを元気にしてくれます。 熱はあっても身体は楽になり食事も取れるようになります。 不必要に解熱させないことは、感染症治療ではとても大切なことです。 ただし小児の場合には、グッタリしてしまって水分が取れないと直ぐに脱水に陥ってしまうため、38. ただ、これは解熱している間に水分を取らせる、或いはぐっすり眠らせてあげる目的のみで投与しているに過ぎません。 新型コロナの発生・流行から1年が過ぎました。 当院では、以前から溶連菌感染症や百日咳の早期発見に取り組んでいたため、単なる「カゼ」か他の感染症か、漢方薬を用いた鑑別方法を何種類かのパターンで駆使し診断に役立てています。 すなわち、「カゼ」であれば漢方薬投与で2日以内に治すことが出来ますが、効果が乏しい或いは全くない場合には、迅速検査、尿・血液検査、画像診断、PCR検査などを用いて正しい診断に到達できる努力をしてゆきます。 症状だけで「カゼ」と決めつけるのはとても怖いと常に感
Comentários